樋門ハウス
Sluice House
樋門ハウスとは?
樋門操作は、大雨や洪水の時に川の水が堤内に侵入するのを防ぐために行います。作業時は、風雨が強く危険が伴いますので、安全に操作が行われる ために、また、操作機材が腐食したり、故障したりしない様に上屋、樋門ハウスが必要となります。
樋門ハウスは構造材として 軽量で腐食に強い、アルミ素材を採用、あらゆる地域での設置に対応可能な全天候型となっております。非常時での安全作業、自然の環境に配慮、短時間での設置など優れた特徴がありこれからの時代の新しい水防災施設の重要な役割として活躍が期待されます。
FEATURE
アテック製樋門ハウスの特徴
強化ガラス
窓ガラスは強化ガラスを採用、暴風雨時の飛来物からの保護、また視認性に優れ臨機応変の速やかな対応が可能です。
照明
照明設備設置により安全に夜間での作業が行われます。
アルミ素材採用
耐久性に優れたアルミ素材を使用、軽量かつ施工性に優れています。
迅速性
緊急時、短時間での設置が可能など迅速性に優れています。(中型標準タイプ約2日~)
バリエーション
あらゆる設置スペースに対応可能、豊富なバリエーションを用意しています。
デザイン性
専門家による優れたデザイン、色彩計画を行い、あらゆる自然になじむよう環境に配慮しています。
Safety Mind
より高い安全性を保つための施工を心がけています
鉄筋探査作業
ご要望によりアンカー穿孔前に鉄筋探査作業を実施し、穿孔時のトラブルを事前に防止します。(標準作業に含まれておりません)
アンカー引抜試験作業
アンカー打込後にアンカー引抜試験機を用い、より高い安全性を求めた施工を実施しております。 (標準作業で3カ所まで)
設計方針
外壁パネルの耐力は建築基準法第37条に基づく型式認定を取得し、当社樋門ハウスに使用する外壁パネル、補強パネルの耐力は建材試験センターにおいて「樋門ハウス外壁の面内せん断破壊試験」により求めています。
NETIS
NETIS(新技術情報提供システム)に登録された技術です
NETIS登録 No.KT-010009-V
当社の樋門ハウスは技術の優位性が高く、安定性が確認されている技術として設計比較対象技術の対象となりました。 設計比較対象技術の認定に伴い、従来の登録No.KT-010009-AからNo.KT-010009-Vに変更になりました。
何に対して何をする技術なのか
従来、樋門の上屋はRC構造もしくはALC構造で築造しているが、本製品は上屋壁面に軽量のアルミ構造で熱線吸収強化板ガラスを使用したパネルを組み立て据付する製品です。
どこが新技術なのか
ダム・堰施設技術基準及び柔構造樋門設計の手引きの基準を満たす構造でしかも超軽量の上屋です。
公共工事のどこに使われるのか
樋門・樋管・操作室・電気室・頭首工の上屋等に使われます。
アテックの技術
- 1.上屋本体の軽量化(ALC構造の1/6、RC構造の1/10)
- 2.施工日数の短縮化(組立・据付日数は最短1日、従来品14~30日)
- 3. 現場工程の短縮化による、施工にかかるトータルコストの低減
- 4.視認性及び安全性の向上(全面熱線吸収強化板ガラスを使用しているため、周囲の状況を確認するために外に出なくてもよい。)
- 5.地球環境への配慮(樋門ハウス用パネルは拡張及び移設等の再利用可能です。)
Solar system
ソーラーシステムと樋門ハウスの一体化を実現
実用新案 登録 第3123159号
樋門ハウスはその立地条件により電力供給が従来難しい状況でした。
樋門ハウスのパネルとソーラーパネルを組み込むことにより照明などの電気機器使用を可能に致しました。 屋根に取付せず、パネルとの一体化を図ることにより、破損等のリスク、設置作業軽減など樋門ハウスとの融合を考えたソーラーシステムをご提供いたします。